耳で味わうSEVENTEEN、Performance team

みんな〜〜Incompleteコンで襟足なし黒髪になり、ただの爆イケリアコ製造機になってしまったハオさんに思いを馳せながら一人寂しく夜道を歩いていますか〜〜〜〜〜????夜道には気を付けてな!みるです!

 

SEVENTEENさんがカラットのためたくさんの準備を重ねてくれている今日この頃、私はひたすら目をガンギマリにしながらゲームをするだけの毎日が虚しくなってきたので、久しぶりにはてブロを立ち上げました。

今日は私の推し、SEVENTEENのTHE8さんが所属するパフォーマンスチーム、パフォチが好きだ!!!!という話を書き連ねたいと思います!

 

一応SEVENTEENとは?な方向けのWiki引用↓

 

SEVENTEEN(セブンティーン、세븐틴)は、韓国の13人組男性アイドルグループPledisエンターテインメント所属 。略称は『セブチ』・『セボンイ』。2015年5月26日に韓国デビューし、3日後の5月29日にミニアルバム『17 CARAT』発売及びデビューショーケースを行った。2018年5月30日にミニアルバム『WE MAKE YOU』で日本デビュー。

グループ名のSEVENTEENには、13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている[2]。なお、グループが結成される前には平均年齢17歳、17人組としてデビューする構想もあった[3]

ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チームで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが担当[4]。自主制作ドルという異名を持ち[5]、最近はメンバー監修のオリジナルキャラクターのグッズ展開、MV制作[6]、ウェブラジオ[7]、ウェブバラエティー番組の企画[8]及びテーマソングの制作[9]等、その活躍は多岐にわたる。

 

 

 

今日はパフォチの魅力を語りたいのですが、4人の人間性だったり、普段はぽやぽや~な子たちなのにステージでは豹変してしまう所などを話そうとすると、それははてなブログではなく論文と化してしまうので、今日はSEVENTEENの音楽面におけるパフォチの魅力をピックアップしていこうと思います。いつかパフォチの魅力すべて書き出して「SEVENTEENパフォーマンスチームがもたらす全人類のQOLの上昇について」っつータイトルで論文提出したるからな、待っててなNature。

 

 

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SEVENTEENの楽曲におけるパフォチについて》

 

さて、どうしてダンスメインのパフォチを音楽面から語るの?という話ですが、私はパフォチの存在はSEVENTEENの音楽が作り上げられる中で重要なカギを握っていると思っています。

 

突然話は変わりますが、私にとってSEVENTEEN「永遠の青春を謳ってくれるアイドル」という肩書きが一番似合うアイドルです。

最近は女性グループのガールクラッシュ人気だけでなく、昨年放送のキングダム(ボーイズグループのバトル番組)の影響もあり、かなり男らしいコンセプトの流行の波が来ていましたよね。THE BOYZが突然割と爽やかコンセプトだったのにREVEALとThe stealerでそっちに走った時はK-POPの終末を見たかと思いました。

でもその中でもSEVENTEENは「Left&Right」をはじめとし爽やかで「青春礼賛」をテーマにしたアルバムを出したり、「HOME;RUN」を中心に少年が大人になる姿をレトロな雰囲気で表してくれたり。いつまでも嫌らしさのない、品があって爽やかな雰囲気が曲にもメンバーにも現れてる気がします。これが世間で言う「両家顔合わせフリーパスアイドル」か…………

 

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 わかる。DKさん、いつ顔合わせ開きますか?

 

そしてその爽やかさの軸となっているのがボカチだと思うんですよね。メボの2人の、力強さもありながらバラードでは柔らかくも歌えるスキル鬼高ツインズも欠かせないし、ウジジョンハンジョシュアの本当に柔らか〜〜〜くて高音を何食わぬ顔で歌い上げる歌声も最高!ここまで高音に強いメンバーがたくさん揃っているグループって実はそんなにないんじゃないかな〜と思います、SEVENTEENが大所帯グループなのもあるけどね。

そしてそこにリズム感、疾走感を与えたり、締まりを生むのがヒポチのラップ。時にはボカチとは異なる低音ボイスをキラーパートにぶち込んできたりして、楽曲のメリハリを生んでくれる。ヒポチのラップはどんな曲の雰囲気にも確実に適応してくるからすごいですよね!初期の爽やか曲では少年らしいやんちゃ感を生み出してくれるし、バラードにも切なさを含みながらのラップを入れるのが本当に上手。ラップって早口だし結構曲の流れを壊してしまうリスクが大きくて難しいのに、SEVENTEEN楽曲ではそれを感じたことがない!

そしてパフォチSEVENTEEN最大の特徴である寸分の狂いもない揃ったフォーメーションダンスの中核を担っている……のは分かるけど音楽面では何なの?って話ですよね。それについて、私はパフォチは音楽面では中和性を持ち、SEVENTEENらしさを生み出す役割をしてくれていると思っています。

 

SEVENTEENの楽曲を聴いたことがある方なら誰しもがわかると思いますが、セブチはチームによってかなり音域が違うんですよね!

ボカチはヒーリング効果カンストの甘くてひたすら優しい、パステルカラーの高め歌声。ヒポチは勢いがあって男らしさで迫られるような低くて骨の髄まで響く低い声。

その一方でパフォチはダンススキルメインで集まっているチームという特徴が逆に活きて、歌声に関してはいい意味でバラバラなメンバーが集合しているなと感じます。どんな楽曲にも先入観なく入り込める、カメレオン的存在。しかも声質に特徴があるメンバーが多いので、キラーパートを任されることも多々あるんですよね。

なので、その3チームが一つのグループとして楽曲を作る際に、ある意味女性的なボカチと男性的なヒポチを中和し、SEVENTEEN楽曲に彩りや味を加え、オリジナリティを作っているのがパフォチではないかなあと思います。

 

例えばこれ。「舞い落ちる花びら」

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この曲はまず歌いだしからホシハオとパフォチメン攻めで来て、ラスサビ前キラーパートもジュンが担当しています。後で長々と語っていますが、この曲はパフォチの持つ幻想的な雰囲気を目立つ所に持ってくることで曲の儚さとストーリー性を高めているなと感じます。そして次に「HIT」

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先ほどとは打って変わり力強い楽曲。この曲ではパフォチはダンスで大活躍していますが、歌唱面でもみんな大好きディノちゃんUM~パートもあるし、あまりフォーカスは当たっていないかもしれませんが、一番のボカチ→ヒポチ→ボカチのリレーの合間に入るジュンのWow~が秀逸なんですよね。これこそ先述したパフォチの持つ中和性の権化

 

この二曲はかなりコンセプトが両極にある二つですが、こうみるとSEVENTEENのコンセプト消化力の凄さに圧倒されますよね…………そしてどこのどんなパートに置いても役割を果たしてくれるパフォチの適応力。前菜にもメインディッシュにもデザートにもなれる、そんなところがパフォチの音楽面の強みだと思います。

 

あともう一つ、パフォチメンバーってタイトル曲で二番の歌パートを担当していることも割と多いんですよ。「HIT」の二番とかね。

そして、「二番の歌詞には作詞者の本当に伝えたいメッセージがある」というものを聞いたことがありますか?一番にはキャッチーでウケやすい歌詞を入れるけど、二番の歌詞は大衆受けは気にせず言いたいことを書き連ねる、という。パフォチはその曲中の一番大切なメッセージを任されていることが多いんですよ。つまり、―――大切なことはパフォチから学んだ―――状態なんですよカラットは。パフォチが音楽面でどれだけの影響を持っているか、わかるっしょ??パフォチ、サイコー!!(脳死

 

 

《パフォチ楽曲について》

 

SEVENTEENは現時点でも多くのユニット楽曲がリリースされていますが、私は推しがパフォチだということを抜きにしても(まああるけど)、チーム楽曲の中でパフォチ楽曲が一番好きなんですよね。この章では私的パフォチ楽曲の魅力について語りたいと思います。

 

 ①パフォチの楽曲ジャンル

好きな音楽ジャンルって同じアイドルのファンでも本当に人それぞれだと思いますが、私はディープハウス系統の曲が狂おしいほど好きで、毎日寝ている間も永遠に流しているくらいには好きなんです。まあAppleMusicのスリープ機能の在り処を知らないだけなんですけど。

ディープハウスが何かって言われると本当に難しいんですが、とりあえずすご〜〜〜く簡単に言えば「ビートがしっかり刻まれているけど、ノリノリ過ぎないダンスミュージック」くらいでいいのかな?わたしもまだ音楽のジャンル勉強したてで自分の感覚で物を語ってるので、詳しい方いたら教えてください、、、、

 

私はとりあえず24/7頭にビートを刻んでたいタイプの人間なのでわりとハウスしか勝たん!精神なんですけど、それでも酒豪セブンチーンさんみたいにずっとノリノリでいられる人間じゃないので(参考ゴセ)、ディープハウスみたいなジャンルの曲がハマるんですよね。

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セブン・酒豪ばっかり・ティーンのみなさん 

 

で、話が逸れすぎて自分語りになっちゃったけど、パフォチの曲はダンスをすることを前提に作られているので、そういったビートをがっちり刻んでる曲がかなり多いんですよ。しかもそれでいて、メンバーの繊細で力強いパフォーマンスの活きるブチアゲ過ぎない楽曲。まさに私の好みの曲調ドンピシャ。その融合がパフォチ楽曲の最大の特徴であり魅力だと思います。

 

ちなみに、パフォチ楽曲があたしも一番好きだよ〜!!って人は一度deep house kpop とかで検索してみると、新しい沼にズブズブ入れるかもしれないですね!覚悟があるならやってみて下さい!あとNetwork loveとか好きな人にもオススメです。

 

②メンバーのバランスの良さ

 

これもパフォチの楽曲を語るのに欠かせないよね!先程も言った通りパフォチってメンバーの声質がバリエーション豊かなんですよね。私はパフォチの4人はSEVENTEENとしての歌唱面だと、オールマイティでラップも高音も難なくこなすホシディノ、アクセントボイスで切り札として楽曲を引き締めSEVENTEENらしさを作り出すチャイナ、の2組に分けられると思っています。そうなるとやはり取り入れやすいホシディノは全体曲での歌割が自然と増えるわけですよ。でもそれがパフォチ楽曲になるとチャイナ2人の歌声が既に持つ世界観を上手く使って、パフォチにしか歌えない歌を「4人で」作り上げていっている。アツイ( ; ; )( ; ; )

 

チャイナの歌声がSEVENTEENに与えてる影響力、気付かれていないけど私は相当だと思っています。他グルペンの友達に「ハオの声聞こえたからセブチの曲って分かった」って言われるくらい唯一無二のハオちゃんの声も中々だけど、特にジュンはやばい。踊りながらありえないレベルの高音を流れるように歌うし、セクシーな歌にも可愛らしい歌にも儚げな歌にも全てにガチっとハマる万能な歌声。何だかんだで「舞い落ちる花びら」のラスサビ前の大事なパートとか任されてるしね。なんで君はパフォチにいるの…?と思えば、強い眼力と一切手の抜かれていないパワフルなダンスでひれ伏さざるを得なくなる。怖いよジュンくん…………そら、そのチャイナ2人とスキルは言うことなしのホシディノが揃った楽曲、サイコーじゃない訳がないやん…………

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チャイナの世界観だけを存分に味わえるMY I

 

で、(話が逸れすぎでは???)そんな魅力たっぷりのパフォチ楽曲で私が好きな2曲について、好きポイントをたくさん語っていくぞ〜〜〜〜!!!

 

ここが好き!SEVENTEENパフォチ楽曲2選!

 

①Lilili yabbay(13月の舞)

 

パフォチってどんなユニットなの?と聴かれたらまずこれを見せたい。これを芸術と呼ばず何と呼ぶのか…………??この世で一番好きな曲です。

 

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街を歩く通行人の中に突然現れた、純白に包まれた妖麗な彼らが曲名通り「舞う」の、ほんとに天界の存在が間違えて下界に来てしまったような異世界が強くて、この曲の美しい不気味さを強調してて好きです……………

 

この曲はわたし的に「雨の降る2月に、雨が地面に当たる音をビートに聴きたい曲」のうちの一つです。すいません私の趣味なんですけど。この雨の中で聴きたい曲っていうのは、少しエレクトロで非現実感を感じる曲だと思っているんですが、こういうのをフューチャーベースって言うらしいです。Lililiも確実にこの世に今まで存在しなかったであろう唯一無二のイントロですよね。いつまでも新鮮さを失わない、何度聴いても初めて聴いた時と同じ魅惑的な不気味さを感じられるなあと思います。体感8億回は聴いてるけど、今でもイントロが好きすぎて無意識に巻き戻したりしてる。ちょっとノイズが混じってる感じも最高。

 

あとこの曲こそパフォチの声質を存分に活かし上げた好例!ホシのパワフルさが前面に出る歌声から始まることで妖麗さの中に締まりが生まれるし、ディノの切なさが自然に込められた声がこの曲のストーリー性を深めている感じ。特に그럴 수 있다면 그래 그럴 수만 있다면(それができたなら そう、それさえできたなら)の少し詰まる歌い方、苦しいよ………わたしの胸が勝手に痛み出すよ…………そしてミンハオ&ジュンの、曲の世界観を広げまくる彼らにしかない歌声が入ってくる。

特にサビの너를 위해 Lilili Yabbay(君のためのLilili yabbay)部分が全て2人に任されているのも、2人がこの曲の雰囲気作りのキーパーソンとなっているからなんでしょうね。再三言うけどこの曲もジュンの高音がヤバい。나의 움직임 너의 의미 가득 담아(僕の動きに君の意味をたくさんに込めて)の部分、柔らかい声なのに現実から引き離すような冷たさもある。ミンハオも丸くて棘のない可愛らしい声のはずなのに、こういう曲だと可愛らしさではなく粘り気のある頭から離れない中毒性を生み出すのがすごい!

本当にメンバーの持つ特性を余す所なく引き出す曲で、これが作れるのが「自主制作アイドル」の一番の強みなのかな〜と考えたりします。

 

しかもこの曲は歌詞も、

넌 내 꿈에 살고 아름다우며

君は僕の夢で美しく生きて    とか、

두 눈 말고 진정으로 마주치면
目と目でなく本心で見つめ合えば

우리의 13월로 만남 이뤄져

僕達の13月での出会いは叶う

 

モリブトパクカジ非現実やん……………………

「13月」という存在しない月日の中、夢の中にだけ存在する君を想い、舞い続ける……この曲は独特のエレクトロサウンド、幻想的な歌詞、映像の異世界感、全てがマッチして生まれた芸術なんだなあと思います。こういうのコンセプトを重要視するK‐POPならではで大好きです。

 

Moonwalker

 

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Moonwalkerは1:35~

 

ヴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜いいよねこれ。

音数少なめから上げていって、サビでまた落ち着く…と思ったら怒涛のムンウォカウォカ攻めしてくるのがとても良いよね(民族?)

この曲かなり色々なステージでアレンジされて披露してるのに公式映像がYouTubeに少ないのが惜しい…………人類が月に行けるようになったらまずパフォチの皆さんが月の上でパフォーマンスビデオ撮るべきやね!聞いてる!?前澤さん!?!?!?

ついこの間のINCOMPLETEでもアレンジverを披露してたけどあれも最高でしたね……よりEDM調になってしかも重厚感が増してて良〜〜〜!思ったら振り付けもガッツリ変わってて……元の振りより曲と共に静と動が入れ替わる感じになっててよりMoonをWalkしてた感じがしました(何を言っているんですか?)

この曲こそビートが活きてる曲ですよね。サビの初めとか歌声とビートしかないし。BPMも120前後で一番聴いてて心地よいな〜と感じます。一緒に月まで届く程高く高く飛んでいってしまおうみたいな内容のMoonwalkerですけど、この音数が少ないという特徴が、私には月および宇宙の空気が無くて音が伝わらない静寂さを連想させるし、サビの軽快な音も重力のない場所へ行く足取りの軽い感じや弾んだ心を思わせます。そういう意図なのかは不明だけど曲作りがほんと〜〜〜〜〜うに上手い!

 

あと、個人的に好きなのが、このMoonwalkerが収録されている「You make my day」にはボカチが「나에게로 와(僕のところへおいで)」を歌っている一方、Moonwalkerの最後では

 

너에게로 가

君のところへ行くよ

 

…………対比、アツイ!!!!!!!

優しく包み込んでくれるボカチと、手を取って月まで連れて行ってくれるパフォチ………なんかメンバーの性格とか雰囲気全体含めこの対比って感じられますよね。ア〜〜〜もう最高だよ…………あなたはどっち?の乙女ゲームじゃん…………………私はパフォチを美味しく頂こうと思います。

 

他にも

널 위해 춤을 추는 밤
君のために舞い踊る夜

달빛에 너를 부르자

月明かりに君を呼ぼう

 

という歌詞とか、どこかLilili yabbayと繋がる世界がありそう…………そしていつも歌詞が美しい。どこか宙に浮いた幻想的な面がいつもあって、その雰囲気がパフォチとしての強みであり特徴なのかもしれませんね。はやく新しいユニット曲でないかな〜〜〜

 

まとめ

 

…………と、ここまで長々と語ってきましたが、パフォチだけでなくSEVENTEENは本当に音楽性が高い。これを自主制作って、正気????神は二物を与えずというワードの発案者に反例としてデカデカと見せてあげたい!何にも手を抜かず常に全力なSEVENTEENにしか作れない芸術ですね。このブログを通して、カラットの皆さんが彼らの外見やダンスだけでなく音楽性も素晴らしいことを再確認してくれたり、パフォチはサイコーだ!!!!と思ってくれたら幸いです。いつもパフォチに対して持っていた感情を言語化できて楽しかったー!また機会があればなにか書こうと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました!7500字!!!!!!